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8名の請負チーム。退職者・欠勤者で、昨日は5名で回しました。ぜぇぜぇはぁ。
おはようございます。JKC です。今日が休みで助かった‥‥。
今回いただいたご質問は「米長銀冠」。△1二玉・2三銀の形ですね。

どのような手順で銀冠になるのか、3つのパターンがありそうです。
四間飛車側から見た盤面で説明します(便宜上、四間側を先手といいます)。
余裕があれば、いつか盤面を貼り付けたいなあ。

◆左美濃(4枚美濃)→銀冠

4枚美濃なので、右銀は攻め駒ではなく玉側に引き寄せます。よって6筋を受けるのは角。引き角の将棋になりますね。
藤井システムは優秀です。左美濃をほぼ壊滅させたという定跡。後手は動きにくいので、さらに固めようと銀冠をめざしたのがこのパターン。ところがあまり固くなりません。先手のめざす▲4七銀引のダイアモンド美濃の方が固いです。

先手が早々に4五の位を取るので、後手は右金を引き寄せることができません。銀冠に左金をつなげた瞬間、右金が浮き駒になります。これを△4二金右とつなげるには、先に△5三角の手続きが必要。角への当たりが強いので、先手は▲5六歩から伸ばしていけば手を作れそうです。

◆△4三金型→銀冠

△4四歩~△4三金として、先手の4五の位を拒否したのがこのパターン。金を引き寄せることはできますが、△4四歩型なので銀を引き寄せることができません。角交換振り飛車で▲7七銀となる形があるでしょう。あれと同じように、△5三銀が動けないですね。

後手が最大限に固めると、△2三銀・△3二金・△4三金・△5三銀の連結でしょうか。もはや引き角の将棋ではありません。△8六歩~△4五歩の開戦には▲同歩とし、空いた4六の空間に角を打つ展開になりそう。のちに▲2五歩から銀冠の上部を狙います。

◆居飛穴模様→端玉→銀冠

居飛穴にしたいが角のにらみがきつく、端玉にしたのがこのパターン。強敵です。
後手は金銀をどんどん引き寄せてきます。早咲玉ですね。△2二銀・3一金の連結から端美濃とも呼ばれています。先手も固さ負けしないように、ダイアモンド美濃をめざしましょう。

今回のテーマは銀冠なのですが、早咲玉から銀冠にするのは損なのではと思っています。銀冠構築の間に、▲2六歩と玉頭戦の準備や、私好みの▲6七飛(さばきの準備)といった手が回り、面白い展開になりそうです。

(追記)
後で検索してみたら、将棋倶楽部24で強豪の方のページに辿り着きました。
上記△4三金型と似てますが、最初から居角の予定なら△4二金型の方が優りますね。互角の将棋でしょうか。

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